曖昧なカンパニー vol.3
『イリーニャ・イリーニャ』
〜「イリーニャの兄弟」より〜
原作・演出:加藤一浩
「イリーニャの兄弟」は、どうやら寝床として使われているダンボール箱の置かれた場所で、状況も不明瞭のまま、二人のモモヒキ姿の男のたわいないやり取りが生まれては消えていく、つかみどころのないなかでどこかコミカルさが漂う一幕の戯曲です。
今回は、このモモヒキ姿の二人芝居を、3人のゲストとともに総勢13人(くらい)の出演者で再構築します。
ジャンルの曖昧さを手がかりに、言葉と身体のゆるくて楽しい舞台を模索する……
曖昧なカンパニーの世界を、どうぞお楽しみください。
出演:
岡元慶太 杉山果穂 高森彰弘 中原シホ 中谷ゆかり
棗田淳耶 橋渡直樹 まつばら冬真 山崎崇史 よこいゆきの
ゲスト:
うえむらまさゆき 菅原雄大 和久井幸一
照明:鈴木一希
宣伝美術:山口ともこ
中原シホ
制作協力:山口ともこ
制作:加藤一浩
-公演日時-
2019年11月30日(土)・12月1日(日)
30日 14:00〜、19:00〜
1日 14:00〜
※開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前
-チケット-
前売 3000円 当日 3500円
(全席自由席)
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うえむらまさゆき
1976年神奈川県藤沢市出身。ミュージシャンで絵描き。音楽活動を始めて25年、過去に様々な音楽家と共演。現在はママクリオというバンドでギターとウクレレを担当しています。曖昧なカンパニーへの参加は二回目です。
菅原雄大
ギター、ベースなどでのバンド活動を経て、2010年頃よりチェロに転向。
在籍しているバンドに「トラペ座」「biobiopatata」「theBIGWAY」や、個性的なシンガーのサポートなど。
劇伴では、五大路子ひとり芝居「横浜ローザ」や、ながめくらしつ「うらのうらは、」などに参加。近年では越川道夫監督の映画「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1」でチェロ独奏で参加。
和久井幸一
千葉県船橋市出身。早稲田大学文化構想学部卒業。
カメラマン。多数の音楽家たちと演奏映像を撮影、ライブハウスで上映会を行う。
NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』(2018)コーナー監督(共同: 浅井一仁)
ハッチェルズ、ダたでアコーディオンを担当。
映像 | 和久井幸一
映像作家